設計
江東区豊洲六丁目5番地先配水本管(700㎜)移設工事
- 年度
- 平成27年度
CASES
設計
江東区豊洲六丁目5番地先配水本管(700㎜)移設工事
・都市整備局の施行する豊洲土地区画整理事業に伴い、平成23年に東部建設事務所にて布設した
配水本管(700㎜)を支障移設案件。
・区画道路4号線の計画縦断線形の変更に伴い、平成23年に布設した管が露出する。変更した計画地盤高から土被りを確保し、他企業地下埋設物の状況も踏まえて計画する必要があった。
・本工事場所付近は土壌汚染地区で掘削して出た発生土を他現場に持ち出し禁止等の制約もあることから現場内で発生土の仮置き場も必要であった。
・豊洲新市場への通水確保のため東部第一支所にて施工する配水小管新設工事、都市整備局施工の擁壁工事、市場下水工事など他工事がある中、計画工期内で施工を完了させる計画が必要であった。
・計画地盤高より土被り1.50mを切れないようにした。
・折れ点を極力作らず、自然勾配で布設でき、他企業地下埋設物、L型擁壁(既設)との離隔が確保できるようにした。
・計画工期内に完了させるため、コンクリート防護が必要となる折れ点を極力作らない計画とした。
・路線は交通解放する前の事業用地内であることから、掘削機種も規格の大きいものを使用できる。
工期の短縮、経済性等を踏まえてオープン掘削工法、軽量鋼矢板での土留め建込工法との掘削及び土留工法比較検討を行った。
・埋め戻しは土壌汚染地区であることから管周りを改良土、管上を発生土埋め戻しとして計画した。尚、他現場に持ち出し禁止等の制約もあるため、現場に仮置きとし、他の土と混在しないようにブルーシートなどを敷く計画とした。